自分の言葉で考える【校長室だより】

 「コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思われていた仕事がロボットなどの機械に代わられようとしています。」
~マイケル・A・オズボーン准教授(オックスフォード大学/人工知能研究)~

 これは今日の6時間目、2年生実力テスト振り返りの中で紹介された言葉です。運転手のいない自動車。店員のいないコンビニ。人間でなければできないと思われていた仕事であっても、いわゆる「A.I.(人工知能)」の導入による無人化が実現されつつあります。
 お話しくださった先生によれば、「与えられたタスク(仕事)をいかに速く・効率的にこなすか」が求められたこれまでに対し、「新たな価値を生み出す」ことがこれからは求められていくのだそうです。
 勉強でも部活動でも、与えられた課題をこなすだけでなく、自分の言葉で考えながら取り組んでいくことがますます重要になるはずです。

 そんなことを考えていたら、一人の3年生が校長室を尋ねてきました。
 ある校則について「どうしてそうなのか?」という疑問を話してくれました。
 「決まりだから」で終わらせず、「なぜ」「どうして」と一歩踏み込んで考えていたのはとてもうれしいことでした。
 高校生のそういった疑問に対し誠実に応じることが、自分の言葉で考えるひとを育てることにつながると実感しました。