第2学期終業式講話【校長室だより】

 12月21日(金)の終業式では、次のお話をしました。

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 おはようございます。2学期の最後にあたり、私から2つ、お話をします。

 一つはあいさつについてです。
 私が去年まで教頭をしていた高校で校長を勤めていた方がお見えになったとき、「中央高校の生徒さんはとてもいいあいさつをするね」というお褒めの言葉をいただきました。私が褒められたわけではないのですが、校長としてとても誇らしい気持ちになりました。
 私自身、学校の中で、あるいは行き帰りの道すがら、みなさんから挨拶されるとたいへんいい気持ちになります。特に、自転車に乗った生徒から追い越しざまに声をかけられると、ああ、中央高校に来て本当によかったな、と思います。
 一方、生徒のみなさんからとったアンケートの中に、「あいさつをしても何もいわない先生がいる」というものがありました。しかも複数。これはいけません。翌日、先生方にはそのことを伝え、ぜひ改めてほしいと話しました。
 LINEやツイッターでなく、こうしたアンケートにしっかり書いてくれたことはとてもよいことだと思います。「誰が聞いても変だ」と思うことは、ネット上でつぶやくのではなく、やはり直接言ってもらったほうがこちらとしてもありがたいことです。

 もう一つは今朝の新聞を読んでいいな、と思った言葉です。
 日本時間で言うと昨日になるのでしょうか。サッカーのクラブワールドカップ準決勝で、鹿島アントラーズがスペインのレアル・マドリードと対戦しました。結果は、やはりというか、レアル・マドリードが3-1で勝ちました。試合の内容は、というと、スコア以上に力の差を感じるものだったそうで、アントラーズの昌子 源(しょうじ げん)選手は、「2年前に決勝で敗れたときよりも力の差を感じた」とコメントしています。
 私がいいなと思ったのは、同じくアントラーズの内田 篤人(うちだ あつと)選手のコメントです。
 「今日のレベルの相手に“もう追いつけない”と思うのか。自分もヨーロッパへ行ってやろうと思うのか。そこで選手の位置というか、プレーヤーのレベルは変わってくる。この経験を無駄にしてはいけない。」
 内田篤人選手はかつて、ドイツのブンデスリーガという非常に厳しい世界に飛び込み、さまざまな経験を積んできました。だからこその言葉だと思います。
 この経験で鹿島アントラーズはチームとして、また一回り大きくなるかもしれません。浦和レッズのファンとしては少し心配ですが。
 2学期、いろいろな部活動が大会やコンクールに出場し、最後は必ず悔しい思いをしたのではないかと思います。その時、相手は半端ないから、と言って終わるのか、この壁を乗り越えようと努力するのか、そこは大きな違いになると思います。
 私は、学習の面でも部活動の面でも、目指すのはできるだけ高いレベルであるべきだと思います。結果としては大部分の人が悔しい思いをするかもしれません。でも、大事なことはそこからどうするか、だと思います。

 これからますます寒さも厳しくなります。また3学期、お互い元気にあいさつを交わしましょう。よいお正月を。