令和4年度 新人大会県予選
前回の記事でお知らせした通り、11月上旬に全県オープン参加での新人大会県予選が行われました。
夏休みの終わり頃から大会直前までに、いろいろと状況の変化がありましたが、練習内容その他、充実
した活動ができたと思います。その流れの中で、部員選手7名がかなり成長できて安定したプレーができ
るようになりました。また、声を掛けた助っ人さんが3名も来てくれることになり、マネージャー1名も
選手登録して計11名、「所沢中央」の単独チームで大会に臨むことになりました。
嬉しいことだと思います!
秋の新人大会に単独チームで出場するのは、5年ぶりです!その5年の間に頑張ってくれた先輩(卒
業生)たち、その時々で合同チームとしてお世話になった各校の選手の皆さんに、いま現役の選手ともど
も、本当に感謝しています。そのおかげで今のチームがあるのですから。
その大会の結果です。
<11/8 火> 新人大会県予選2回戦 荒川緑地公園 第5コート 第2試合
vs 坂戸西
所沢中央 109 024 16
坂戸西 641 129x 23x (6回C 7点差)
何と言うべきでしょうか。ひとことで言うなら「惜しい。悔しい。」でしょうか。ふたことになって
しまい、すみません。
試合展開は、お互いによく打球が出て守備の乱れが止まらず、点の取り合いが続きました。試合の立
ち上がりは中央の選手が緊張していて固く、一気に大差がつきましたが、開き直ることができて攻撃か
ら勢いがつき、中盤はお互いの投手が頑張り一進一退。6回にようやく逆転しましたが、そのウラの
守備で崩れてしまい、一気にコールド負けとなりました。
正直に、私(顧問)はかなり参りました。試合中の一番の踏ん張りどころで、みんなで強く気持ちを
持ってアウトを1つずつ取りたいところで、それがほとんどできませんでした。
大会本番で負けたときが、そのチームの本当の実力なんだと考えてやってきました。ですから
今回の負け方は、ツラいです。
たしかに初心者集団です。ゼロから積み重ねてここまでできるようになって、あと少し、大会初勝利
目前。踏ん張りどころが最大の崩れどころになってしまいました。「なんとしてもここは踏ん張る!」
という気持ちがそろわなかったのです。どんな競技・文化活動にも、“勝負どころ”や“ゆずれないところ”
があると思っています。その場面でダメだったことが本当に悔しくて、この先のことがしばらく
考えられなくなりました・・・。
数日の時間をおいて、言葉にすることができました。
要するに、これから先の活動は、その場面で強く気持ちを持てるように、1つのプレーに挑戦できる
ように、選手ひとりひとりが自分の意識を改革していけるかどうか、です。それができないなら
目標の「1勝」はずっと叶うことはないと思います。
さて、今後はどうなっていくのでしょうか。部員選手たちは“やる気”のようです。その“やる気”がど
のようなものなのか・・・。長い冬が近づいています。春が来たときに、その答えがわかります。お
そらく、高校生活の中でとても大切な時間になるんだと思います。
今回の敗戦が、大きな成長につながりますように。