校長室だより

5年先、10年先の自分を豊かにするために【校長室だより】

 タイトルを見てなんだろうと思った方もいらっしゃるのでは。実はこれ、1年生のとある教室の黒板に書いてあったことばです。「5年先、10年先の自分を豊かにするために今の自分を生きよう」。いいことばだな、と思います。

 2月14日(木)の5・6限を使い、1学年進路ガイダンスが行われました。将来の職業を見据えた進路選択のために、それぞれの職業分野の体験を通して、「職業と進路」について考える機会とする、というのが目的です。

 そのせいでしょうか、分科会の中には「大学」や「短大」という講座がなく、すべて職業につながる内容でした。内容も、講義だけでなく、自分で手を動かして実際に体験するスタイルが目立ちました。

 2年後、大学や短大へ進むにせよ、その先には職業選択があります。今ある仕事でも、近い将来コンピューターにとって代わられるものがある、ということが話題になる今だからこそ、みなさんには「職業」を意識した進路選択をしてほしいと思います。

ダイアモンド✡ユカイさんをお招きして【校長室だより・再録】

 12月17日に一度紹介した内容ですが、サーバーの更新に伴い読めなくなってしまいましたので、再度掲載します。

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 12月17日(月)、埼玉県保健医療部健康長寿課による「妊娠・不妊に関する特別出前講座」として、助産師の櫻井裕子さん、そして「埼玉県こうのとり大使」のダイアモンド✡ユカイさんを講師にお迎えしました

 はじめに櫻井裕子さんから、妊娠のメカニズムや避妊、不妊についての基礎的なお話をいただきました。櫻井さんは県内のさまざまな場所で小中高生や大学生、保護者向けの性教育に取り組んでいて、AbemaTVでは「男子禁制!オトコの性教育」と題した番組にも出演していらっしゃいます。ネット上の話題から口コミに至るまで、世間にあふれる「性」に関する情報にはデタラメが多いというお話から始まり、正しい情報を知ることの大切さをさまざまなデータを使ってお話しくださいました。

 ダイアモンド✡ユカイさんは、「聞いてくれ!ボーイズ&ガールズ 知っていれば悔いはない!『不妊のこと』」と題し、ご自身の不妊治療体験に基づいたお話をいただきました。はじめに映画『トイ・ストーリー』日本語版の主題歌“君はともだち”を歌いながら入場してきたユカイさん。自分が男性不妊であることを知らされた時の驚きから始まり、奥様への思いやお子さんを授かった時の喜びを、約1時間にわたって聞かせてくださいました。不妊治療を経験することで、自分自身が両親からの「無償の愛」や思いやりの気持ちを持つことができた、というお話を生徒たちは聞き入っていました。最後にもう一曲、お子さんが生まれたときの思いを曲にしたという“ムクロジの木”をユカイさんに歌っていただき、本日の講座は幕となりました。

 櫻井裕子さん、ダイアモンド✡ユカイさん、そして県保健医療部健康長寿課のみなさん。今日はありがとうございました。



3年生を送る会【校長室だより】

 2月7日(木)の午後、3年生を送る会が本校体育館で開かれました。

 三送会実行委員長による開会宣言のあと、音楽選択者、吹奏楽部、演劇部、ダンス部による演技披露がありました。どの演技もお世話になった3年生に対する感謝の気持ちが感じられるものでした。

 続いてビデオレターと思い出映像のコーナーです。はじめに、入学当時からこれまでを振り返る映像が流れ、つづいて在校生、さらに転勤されたりご都合でお休みになっている先生方のメッセージが流れました。在校生のメッセージはどれもいいセンスを感じるものばかりでした。

 有志による出し物のあとはお待ちかね、3学年担任団の先生方です。安室奈美恵、ちびまるこ、ガリレオ博士から恋ダンス、最後はピンクレディーまで登場する演目に会場は大いに盛り上がりました。先生方、おつかれさまでした。本気になった時の大人の凄みを見せていただきました。

 最後は在校生が制作したステンドグラスの披露とくす玉。
 充実した時間でした。
 生徒会、実行委員のみなさん、ありがとうございました。


第3学期始業式講話【校長室だより】

 新年、あけましておめでとうございます。今年も所沢中央高校をよろしくお願いします。
 年末にサーバーの更新があり、12月半ば以降の記事が消えております。可能な範囲で復元していきます。引き続き校長室だよりをご覧ください。

 1月8日(火)の始業式、校長から次のお話をしました。

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 おはようございます。新しい一年、そして新しい学期の始まりです。今年も、元気に過ごしていきましょう。

 新たに迎えた平成31年、西暦で言えば2019年は、日本にとっても、所沢中央高校にとっても、大きな節目の一年です。
 5月には天皇陛下の退位に伴って「平成」という時代が終わり、元号が改まります。
 所沢中央高校は創立40年の区切りを迎え、50年に向けた新たな10年の始まりとなります。

 もしかするとみなさんの中には、だからどうしたの、という感想を持つ人がいるかもしれません。
 たしかに、元号が変わっても毎日の生活に特別大きな変化があるわけではありません。
 学校だって、記念式典のような行事はありますが、それ以外は例年と同じ毎日が続きます。
 それはそうなのですが、でもやっぱり、こうした「節目」の一年を共に過ごすことができるというのは、私にとっても、そしてここにいるみなさん一人ひとりにとっても、大きな意味のあることだと私は考えます。

 「節目」と聞いて私が思い浮かべるのは「竹」です。竹は伸びる時、節目と節目の間を大きく伸ばしていきます。節目の数はタケノコの頃から変わらずに、ちょうど、畳んだ提灯を拡げるような感じなのだそうです。

 私たちの人生にも「節目」と呼べるものがいくつかあります。入学や卒業、就職、結婚、親しい人との別れが、それです。それらの間、間を伸ばしていくことが、一人ひとりの成長そのものになります。

 自動車メーカーのホンダをつくった本田宗一郎は、こんな言葉を残しています。

  竹にはフシがある。
  そのフシがあるからこそ、竹は雪にも負けない強さを持つのだ。
  企業(会社)にもフシがある。
  儲かっているときはスムーズに伸びていくが、
  儲からない時がひとつのフシになる。
  このフシの時期が大切なのだ。
  私はフシのない企業は、
  どうも不安で見ていられないような気がする。

 本田宗一郎が言う「フシ」とは、「苦労」「困難」のことです。苦労や困難があるからこそ、企業、会社は強くなるのだ、ということです。
 ほかの木がぽっきりと折れてしまいそうな大雪であっても、竹はしなやかに跳ね返す強さを持ちます。それも「フシ」あればこそ、ということです。

 「禍福はあざなえる縄のごとし」ということばがあります。「悪いことと良いこととは、縄をより合わせたように入れかわり移り変わる」という意味です。うまいことを言うものだなあ、と思います。たしかに、悪いことばかりは続きませんが、良いことばかりも続きません。
 私は、だからこそ、「節目」を大事にしたいと思います。区切りをつけ、これまでを振り返り、これからに希望を持つためにも、「節目」というものが必要なのだと考えます。

 暖冬とは言っても、しばらく寒い毎日が続きます。みなさんも体調に十分注意し、新しい春に備えてください。

第2学期終業式講話【校長室だより】

 12月21日(金)の終業式では、次のお話をしました。

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 おはようございます。2学期の最後にあたり、私から2つ、お話をします。

 一つはあいさつについてです。
 私が去年まで教頭をしていた高校で校長を勤めていた方がお見えになったとき、「中央高校の生徒さんはとてもいいあいさつをするね」というお褒めの言葉をいただきました。私が褒められたわけではないのですが、校長としてとても誇らしい気持ちになりました。
 私自身、学校の中で、あるいは行き帰りの道すがら、みなさんから挨拶されるとたいへんいい気持ちになります。特に、自転車に乗った生徒から追い越しざまに声をかけられると、ああ、中央高校に来て本当によかったな、と思います。
 一方、生徒のみなさんからとったアンケートの中に、「あいさつをしても何もいわない先生がいる」というものがありました。しかも複数。これはいけません。翌日、先生方にはそのことを伝え、ぜひ改めてほしいと話しました。
 LINEやツイッターでなく、こうしたアンケートにしっかり書いてくれたことはとてもよいことだと思います。「誰が聞いても変だ」と思うことは、ネット上でつぶやくのではなく、やはり直接言ってもらったほうがこちらとしてもありがたいことです。

 もう一つは今朝の新聞を読んでいいな、と思った言葉です。
 日本時間で言うと昨日になるのでしょうか。サッカーのクラブワールドカップ準決勝で、鹿島アントラーズがスペインのレアル・マドリードと対戦しました。結果は、やはりというか、レアル・マドリードが3-1で勝ちました。試合の内容は、というと、スコア以上に力の差を感じるものだったそうで、アントラーズの昌子 源(しょうじ げん)選手は、「2年前に決勝で敗れたときよりも力の差を感じた」とコメントしています。
 私がいいなと思ったのは、同じくアントラーズの内田 篤人(うちだ あつと)選手のコメントです。
 「今日のレベルの相手に“もう追いつけない”と思うのか。自分もヨーロッパへ行ってやろうと思うのか。そこで選手の位置というか、プレーヤーのレベルは変わってくる。この経験を無駄にしてはいけない。」
 内田篤人選手はかつて、ドイツのブンデスリーガという非常に厳しい世界に飛び込み、さまざまな経験を積んできました。だからこその言葉だと思います。
 この経験で鹿島アントラーズはチームとして、また一回り大きくなるかもしれません。浦和レッズのファンとしては少し心配ですが。
 2学期、いろいろな部活動が大会やコンクールに出場し、最後は必ず悔しい思いをしたのではないかと思います。その時、相手は半端ないから、と言って終わるのか、この壁を乗り越えようと努力するのか、そこは大きな違いになると思います。
 私は、学習の面でも部活動の面でも、目指すのはできるだけ高いレベルであるべきだと思います。結果としては大部分の人が悔しい思いをするかもしれません。でも、大事なことはそこからどうするか、だと思います。

 これからますます寒さも厳しくなります。また3学期、お互い元気にあいさつを交わしましょう。よいお正月を。

ダンス部と所沢おおぞら特別支援学校との交流【校長室だより】

 12月12日(水)の午後、本校ダンス部のメンバーが県立所沢おおぞら特別支援学校からお招きをいただき、高等部のみなさんとの交流を楽しんできました。当日はダンス部による演技披露に始まり、体育館フロアを使っての合同ダンスレッスンまで、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。

 本校の元気を象徴するダンスをさまざまな場面でいつもみせてくれる部員のみなさん。そして、貴重な発表と交流の機会を与えてくださった所沢おおぞら特別支援学校のみなさん。心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。



3年生球技大会【校長室だより】

 3年生にとっては最後の球技大会ですが、あいにくの天候とグラウンドコンディションのため、体育館でのドッジボール大会となりました。
 校長室の前を通った3年生は「最後の球技大会ですから他の学年と日程を代えてくださいよ!」なんて言ってましたけれど、いざ始まってみれば大変な盛り上がりでした。

 3年7組はもともと女子の少ないクラスであるため、メンバーに先生方も加わります。張り切りすぎて無理しないでくださいね。



 こちらは男子のコート。なかなか切れのいい球が飛び交います。ナイスプレーには「おぉ~」というどよめきも。


 結果は、男子の優勝が3年2組。女子の優勝は3年6組。
 体育館では2組の男子が記念撮影をしていました。

毎日を振り返って【校長室だより】

 12月11日(火)は、生徒自身に学校生活を振り返り考えてもらうための授業を行いました。

 1時間目は自転車安全運転推進のための講習会です。
 県教育委員会で実施した講習会に参加した2名の生徒が講師となって、自転車安全運転のための伝達講習会を行いました。
 本校でも、毎年必ず何件かの自転車事故が発生します。幸い命にかかわるような事故は起きていませんが、話を聞くとヒヤリ、ハッとさせられることもけっこうあります。何が問題でどう対処すべきなのか、生活委員会の委員長・副委員長から話がありました。その後、スケアードストレイト(事故の場面を実際に再現してその怖さを実感させる)による安全教育のビデオを視聴しました。


 2、3時間目は講話とフォーラムディスカッションを通じて、「交通安全」「いじめ」「インターネット」の問題を考えてもらいました。
いずれも近年、学校では大きな問題になっていることばかりですが、結局は生徒のみなさん一人ひとりが自分の問題として考えてもらわなければならないことです。特に3時間目は情報科の先生も加わり、フロアにいる生徒のみなさんとのやりとりを中心におこなわれたので、何か考えさせられることもあったのではないでしょうか。
 個人としての私たち一人ひとりは、集団の中でよりよく生きるためにどうしたらよいのか。私自身、そんなことを考えた一日でした。

所沢市内合同説明会【校長室だより】

 12月4日(火)、所沢中央公民館において、所沢市内の県立6高校合同による「所沢市内中学1、2年生保護者対象『所沢市内高校合同説明会』」に参加しました。午前と午後、それぞれに6校が20分ずつのプレゼンを行いました。
 
 午前、午後ともに客席はほぼ満員。併せて500名以上の保護者様がご来場くださいました。市内の県立高校を考えている中学生の保護者様にとっては、まとまって話を聞いていただける絶好の機会であったようです。

 なお、本校個別の学校説明会も、12月15日(土)と1月19日(土)の2回を残すのみとなりました。所沢中央高校に関心をお持ちのみなさま。ぜひご参加いただき、本校の魅力をさらに感じていただければ幸いです。

協調学習の研究授業【校長室だより】

 12月4日(火)に協調学習による英語科の研究授業が行われました。

 テーマは「自動翻訳技術があれば英語を学ぶ必要はない?」。1年生のクラスだったのですが、扱う英文はけっこう難しい内容でした。初見の文章だったということですが、みな、注釈を頼りにそれぞれ読み込んでおり、的確に捉えていたのはすばらしいと思いました。

 研究授業というと、ピーンと張り詰めた緊張感の中、粛々と行われるイメージがあります。でも、協調学習の場合お互いに自分から考えて話さないと授業が先に進みません。
 職員室からもたくさんの先生が来て、班の間を見て回ったり、生徒の発言を聞きながら熱心にメモを取っている姿が見られました。