校長室だより

われら 学ぶ ひろくふかく考える【校長室だより】

 本校の校歌は作詞が吉野弘さん、作曲が湯山昭さんという、昭和の合唱少年(だった私)にとってはもう、感涙ものの一曲であります。おふたりがそれぞれ作られた作品に、高校時代の音楽部でどれほど触れたことか。
 それはさておき、今日の校歌練習、1年生諸君の歌声は実に素晴らしいものでした。入学したばかりとは思えない、張りのある歌声が体育館に響きました。

 校長あいさつのページにも書きましたが、校歌の歌詞には本校にとってとりわけ大切なことばがふたつ、あります。
 ひとつは1番の「われら 学ぶ ひろくふかく考える」。
 もうひとつは2番の「われら 鍛える 心と体をしなやかに」。

 中央生にはこんなふうに自分自身を磨いていってほしいと、心から願います。
 体育祭では今日以上の声を出して歌ってくれることでしょう。
 校歌への誇りは一生の財産になります。

 ※ 校歌をお聞きになりたい方は こちら をクリックしてください。
   個人的には1番と2番の「間奏」に明るい昭和テイストを感じています。

部活動もがんばろう【校長室だより】

 4月10日の午後は部活動オリエンテーション。
 それぞれの部活動にとっては新入生勧誘の絶好の機会。
 最初に各部活動のPRがあって、そののち各部活動ごとの説明を行います。
 体育館2階では運動部、1階では文化部が、それぞれスペースを作って説明しています。
 パノラマでぐるりを撮ってみたんですが、ちょっと遠かったかな。

 高い志を持って臨みたいのは部活動も一緒。
 ぜひ、達成感の持てる部活動になるようがんばってください。

図書館へようこそ!【校長室だより】

 これまで何回か紹介してきたとおり、本校にはとても素敵な図書館があります。
 4月10日に行われた新入生オリエンテーションもたいへんよい雰囲気でした。

 いつもは授業予定でいっぱいのホワイトボードですが、今日は終日オリエンテーションです。
 さて、中に入ると・・・

 なにやら春めいたかわいらしい袋が山積みになっています。
 右側のボードを読むと、「本の福袋」!
 高校生に人気の高い本を集めて袋にいれてあるようです。中に何が入っているかは開けてみてのお楽しみ。
 とは言うものの、やっぱり読むなら読みたい本を、ということで、左側のボードには袋の中に入れた書名の一覧があります。
 そして、袋に近づいてみるとこんな感じです。

 中に入っている本のキャッチコピーや簡単な紹介文がついています。
 図書委員が一生懸命に作ったとのこと。
 なるほど、これなら大ハズレはないかもしれません。
 いいアイデアですね!

 こんな中で行われた今日の図書館オリエンテーション。
 新入生がHRごとに入れ替わりでやってきて、国語の先生と司書の先生から説明を受けていました。

 本を読むことで、自分の知らない世界や人生を知ることができます。
 みなさんも大いに本を読んで、世界を拡げていきましょう。

生徒会オリエンテーション【校長室だより】

 昨年もそうでしたが、新入生に対するオリエンテーション、本校はとてもバラエティに富んでいます。今日はまず、生徒会によるオリエンテーションから。

 最初に生徒会本部役員の紹介から始まり、生徒会や各種委員会等の業務内容の説明がありました。パワーポイントをうまく使ったプレゼンでした。

 つづいて所沢中央高校ウルトラクイズ。体育館内でマルバツやABに解答を分け、全員参加型のクイズを通じて中央高校を知ってもらうクイズです。
 出題されたのはこんな内容でした。

 所沢中央高校の創立は昭和55年である。マルかバツか。
  → 校長あいさつのページを見てください。
 グラウンドにはローファーで入ってもよい。マルかバツか。
  → 常識だよね、というのは学校関係者だけかな?
 食堂にはパンも売っている。マルかバツか。
  → 新入生はまだ行ったことがなかったですね。
 a先生は何部の顧問? A:柔道部 B:サッカー部
  → 柔道着姿の写真を示されたせいか、迷った人も多いようです。
 この写真の先生は誰? A:b先生 B:c先生
  → このパターンの質問、いくつかありました。
 d先生の口癖は? A:思えや B:マジ卍
  → 在校生はみんな知っている。卒業生も知っている。

 新入生にとっては意外と難しかったようで、途中全員不正解なんていう場面も。

 こういうアトラクションで学校について知ってもらうというのはなかなかgoodなアイデアでした。さすが中央高校生徒会本部。

第40期生の入学です【校長室だより】

 3月末に開花宣言があってからずっと、なんとか8日までもってほしい、という気持ちで毎日桜の木を見ていました。その甲斐あってか?どうかはわかりませんが、満開の桜の下、所沢中央高校にとって40回目の新入生となる325名のみなさんの入学式が行われました。

 呼名の時、すべての新入生が「はい」と返事をし、礼をすることができました。とても気持ちのよい、すばらしい入学式でした。
 もちろん、完璧ではありません。はにかみや遠慮の垣間見えるところもありました。でも、真新しい制服に袖を通したばかりのみなさんが、今日から始まる新しい生活に向け、気持ちを新たにしていることはよく伝わってきました。
 以下、校長の式辞です。

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 桜の咲き誇るこの良き日、多数のご来賓ならびに保護者の皆様のご臨席のもと、埼玉県立所沢中央高等学校第40回入学式を挙行できますことは、本校にとりましてこの上ない喜びです。

 ただいま入学を許可された325名の新入生の皆さん。ご入学おめでとう。いよいよ今日から所沢中央高校生徒としての一歩を踏み出します。今日のこの思いを大切にして、高校生活を送ってください。

 さて、私は皆さんが3年という限られた時間を有効に使い、心身を鍛え、たくましく心豊かな若者に成長することを心より願っております。自らの生き方を定める上で大切な時期となる高校生活に先立ち、皆さんに3つのお話をいたします。

 ひとつめは「高く大きな志を持つこと」です。「高く大きな志」を現実とする努力こそが、一人ひとりの可能性を拡げます。そこに近道はありません。むしろ見通しのきかない、ぬかるみやでこぼこだらけの道かもしれません。
 古人曰く「千里の道も一歩から」。
 果てしなく見通しのきかない道も、最初の一歩を踏み出すことからすべてが始まります。まさに今日がその日であると心得て、志の実現に向け、たゆみなく歩み続けてください。

 ふたつめは「規律ある生活習慣を身につけること」です。礼儀正しく挨拶する。時間を守る。服装と身だしなみを整える。場面をわきまえて行動する。こういったことの積み重ねが、自分自身を高めていきます。
 3年という時間そのものは同じでも、過ごす日々の質の違いが最後は大きな差となります。
 この春本校を卒業した卒業生318名のうち、3年間1日の欠席、遅刻、早退もなく通学し皆勤賞となった先輩は、45名に及びます。地道に、着実に高校生活を送る先輩がたくさんいることを、心強く思ってください。

 みっつめは、歌人であり書家であった 會津八一 の「ふかくこの生を愛すべし」という言葉です。私はひとりの教師として、この言葉が皆さんの心のどこかにとどまってくれることを願います。
 自分を見失いかけた時、ぜひ声にしてください。悩みには慈しみを。怒りには静けさを。怠け心には励ましを。それぞれもたらしてくれるはずです。
 ふかくこの生を愛してこそ、生きる甲斐もあり、他人への思いやりも生まれます。これから先、多くの出会いがある皆さんだからこそ、大切にしてほしい言葉です。

 保護者の皆様に申しあげます。教育は、学校、ご家庭、地域社会が一体となって初めて成果が期待できるものです。ご家庭におかれましては、善悪を判断するけじめや規則、時間を守る等の基本的な生活習慣を、十分ご指導下さるようお願い申し上げます。これからの3年間、ご家庭と連携を図りながら、お子さまの人間的成長と進路の実現に向け、学校として努力してまいります。どうぞ、よろしくお願い申しあげます

 結びに、本日ご臨席賜りました皆様に衷心より御礼申しあげますとともに、今後とも本校の教育活動にご支援、ご協力を賜りますようお願い申しあげ、式辞といたします。

第1学期始業式が行われました【校長室だより】

 いよいよ1年の始まりです。始業式に先立ちまず着任式が行われ、今年新たにおいでになった11名の先生方が紹介されました。一人ひとりのあいさつに対し、生徒諸君からは大きな拍手がありました。こういうところが、中央高校のいいところだと思います。

 つづく始業式では、校長からアーチェリー部平野君の全国大会での活躍を紹介したのち、次の話をしました。

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 私たちにとって新学期の4月始まりは当たり前のことですが、世界には9月始まりというところが多いそうです。日本も9月始まりにすれば、という意見もあるようですが、個人的には4月、春の訪れと共に始まるのが好きです。特に関東では桜の咲く季節ということもあり、新学期の始まりにこれほどふさわしい時期はないとさえ感じます。

 さて、一年の始まりにあたり、所沢中央高校が「目指す学校像」についてお話をします。これから一年、所沢中央高校はこんな学校を目指します、という宣言と受け止めてください。

 本校の「目指す学校像」は「節度ある生活、考える授業、達成感の持てる部活動を通じて希望の進路をかなえる学校」というものです。

 「節度ある生活」というのは、みなさんの日常生活が度を超さず、ちょうどよい程度であることを言います。
 例えば自転車の乗り方やバス乗車についてのマナー。頭髪や制服の着こなし。LINEやTwitterへの書き込み。どれも、ちょっとした不注意がトラブルにつながります。
 先生がどんなに熱心に指導しても、みなさんが節度を持って行動しない限り、トラブルはなくなりません。安全は、みなさん自身が意識するところから始まります。

 「考える授業」。先生方には、生徒が「考える授業」、生徒に「考えさせる授業」を工夫してくださいというお願いをしています。授業の中で、みなさんが自分自身で考え、話し合い、発表する場面が、5分でも10分でもあればいいな、と思っています。
 このことはみなさんにも意識してほしいと思います。黒板を書き写す時、なぜそうなるのか、何がキーワードになるのかを考えながら書く。先生の説明や同級生の発表を、自分だったらどう話すか、どうまとめるか、考えながら聞く。
 授業を受ける立場のみなさんにも、何か授業について工夫をしてもらえれば、と思います。

 「達成感のある部活動」。部活動で一番大きな達成感は、試合やコンクールで勝つことです。でも、勝つ人ばかりではありません。先生方には、勝つこと以外にも達成感の持てる部活動をお願いしました。
 以前はできなかったことができるようになる。自分の考えを他の部員や顧問の先生にうまく伝えて、活動をよりよくしていく。お互い、少しでもよくなったり変わったりしたら、それを評価し合う。
 それぞれの活動の中でよく考え、話し合ってみてください。

 以上の3つを通じて、最終的に生徒のみなさんが「希望の進路」をかなえられるようになることが、本校の目指す学校の姿です。ぜひ、一人でも多くの人が「希望の進路」をかなえることができるよう、がんばっていきましょう。

 この「目指す学校像」にもとづいて、今年の「学校自己評価システムシート」というのを作成していきます。その内容についてはまた後日、みなさんに紹介していきます。
 なお、昨年の「学校自己評価システムシート」についてはこのあと、各教室で配ります。今話したことも併せて、それぞれのおうちで話題にしてみてください。

 最後に。「ふかくこの生を愛すべし。」今、こうして生きていることを深く愛さなければならない、という言葉を、私は大切にしています。 會津八一 という人の言葉です。
 どんなに親しい者同士でも、人と人が関われば必ず摩擦が生じます。摩擦が生じれば必ず傷が付きます。普段は気になりませんが、ちょっとしたはずみにその傷がとても深いものに思えてしまうことが、誰にでもあるはずです。
 そんな時、「ふかくこの生を愛すべし」という言葉を思い出してみてください。悩みには慈しみを、怒りには静けさを、怠け心には励ましを、感じさせてくれるはずです。

 途中でのつまずきは誰にでもあることです。「ふかくこの生を愛すべし」。お互い、よい一年にしていきましょう。

アーチェリー部平野君 全国大会で健闘!【校長室だより】 

 3月28日に静岡県掛川市で行われた「平成30年度JOCジュニアオリンピックカップ/第37回全国高等学校アーチェリー選抜大会」において、本校アーチェリー部の平野正志君が17位と健闘しました。

 入賞にはあと一歩及ばなかったのですが、決勝トーナメント1回戦を勝ち抜く堂々たる内容でした。今後の活躍を期待します!

新年度が始まりました【校長室だより】

 今日は学校にとってのいわば元日。いよいよ新年度の始まりです。
 平成31年度でスタートしますが、5月1日からは今日発表された新しい元号、令和元年ということになります。

 ここのところ少し寒い日が続くせいでしょう。グラウンド沿いの桜も、枝によっては少し足踏み状態が続きます。8日までもってくれると嬉しいのですが。

第3学期終業式【校長室だより】

 3月22日(金)は第3学期終業式。1年の締めくくりとなる1日です。
 校長からは次のお話をしました。
 また4月8日に、全員が元気よく登校してくることを楽しみにしています。

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 おはようございます。
 いよいよ、平成30年度も終わります。この1年を振り返ってみて、何か感じるところはあったでしょうか。
 こういう質問をしたときに一番寂しいのは、「別に」とか「特に」と言ってそっぽを向いてしまわれることです。照れくさいのをただ隠しているだけ、という人もいるようですが、せっかくこうして毎日を生きているのです。誰もが持っているはずの「驚くという才能」をもっと活かしてみては、と思います。

 「驚くという才能」ということばを聞いて、何か思い出した人はいませんか?
 そう、1年の国語の教科書の、いちばんはじめに載っている文章の題名です。筆者は児童文学者の清水眞砂子さん。ノルウェーの作家、ヨースタイン・ゴルデルが『ソフィーの世界』という小説の中で使った、「いい哲学者(これは清水さんによれば「人間」と置き換えることができるそうですので言い換えます)いい人間になるためにたった一つ必要なのは、驚く才能だ」ということばから始まる文章です。思い出しましたか?

 文章の中で清水さんは、「幼い子供」のことを例に挙げて、「子供たちにとっては見るもの、聞くもの、触れるもの、すべてが珍しく、驚きの対象」で、「初めて見る世界はどこも不思議に満ち満ちている」のに、「それから十年あるいは十五年もたてば」、つまりみなさんくらいの年齢になってしまえば、「今さら不思議がるべきものがどこに」あるだろう、「もうどこまでも退屈な人生が続くだけだ」としか思えない日がある、と言っています。

 思い出したでしょうか。あわせて、入学したばかりのちょっと緊張した毎日のことも思い出してみてください。高校という新しい世界は、何もかも新鮮で驚くことばかりだったはずです。こうした気持ちを、清水さんは「驚きをもって世界と対峙した(向き合った)喜びの記憶」と言い表しています。そして、「そのとき手にした」なぜ、どうしてという「問いを手放さないこと」が「希望を手放さないこと」につながるのであり、「問いを手放し、ものを見続けることをやめた人に、世界はどうしてその神秘の扉を開いてくれるだろう」とも言っています。
 先日、市内のある中学校の教頭先生から、登校中気分の悪くなった中学生を、中央高校の生徒4人が助けてくれた、というお礼の電話をいただきました。校長としてたいへんうれしいことです。こういったことの積み重ねが、中央高校に対する信頼を高めていくのだと思います。
 さっそく、4人のみなさんに校長室まで来てもらい、その時のようすを聞きました。「学校に遅れるかもしれない」ということは考えなかったのか、私から尋ねたところ、「動けなくなっている中学生を見て、自分が学校に遅刻することよりも、まずこの子を助けてあげるほうが先という気持ちになった」という答えが返ってきました。

 ここから先は私の推測なのですが、その時4人のみなさんは、自分の中にいつもと違う自分を見つけ、ちょっとした驚きを感じたのではないかと思います。困っている人をどうにか助けたいという自分の気持ちを発見し、素直に驚くことができたはずです。だからこそ、自分の遅刻も顧みず、声をかけ、介抱し、迎えの人が来るまでつきそってあげることができたのだと思います。

 4月からまた1年が始まります。見た目にはこれまでと同じことを繰り返す毎日かもしれませんが、一人ひとりの感じ方、受け止め方は少しずつ違うはずです。「自分自身への探検」や「周りの世界への探検」を通じて、誰もが持っているはずの驚くという才能を目覚めさせてみてください。そうして、なぜ、どうして自分はこんなふうに感じるのだろう、という問いを持ち、持ったらそれを手放さないでください。それはきっと、みなさん一人ひとりが世の中に出ていくときの「希望」になるはずです。

 ではまた、新学期の4月8日に会いましょう。それまで、お元気で。

2年生主権者教育【校長室だより】

 18歳選挙権が適用されてからもうすぐ2年になろうとしています。高校3年生で誕生日を迎えると、多くの人は選挙権を得ることになります。4月の統一地方選挙では、現在2年生である人たちの中にも、一票を投ずることのできる人がいるというわけです。

 3月18日、2年生を対象に模擬選挙を行いました。「所沢中央市長選挙」が行われるという想定で、3名の先生扮する候補者が選挙公報を示し、立会演説会を行って投票する、という本格的な内容でした。
 環境問題を訴える「太郎」候補、生活者の視点に立ったまちづくりを訴える「花子」候補、にぎわいのあるまちづくりを訴える「秀樹」候補。それぞれが示した政策をもとに、有権者である生徒諸君が投票をします。

 結果は「秀樹」候補の勝利。アウトレットパークの誘致という現実味のある政策が、若い有権者の気持ちを引き付けたようです。

歯科保健講座と自転車点検【校長室だより】

 3月14日(木)の1・2限、2年生を対象に歯科保健講座が行われました。本校の学校歯科医さんと歯科衛生士、お二人の先生による映像や実験を交えた、たいへん具体的なお話でした。
 虫歯をなくしましょう、歯を磨きましょうというだけの内容ではなく、歯や口の健康が運動能力や表情、さらには「自信」にまで関わってくるという内容で、たいへん関心を持ちやすいものだったと感じました。
 また、歯科衛生士の仕事についてのお話を切り口に、高校2年生として今考えてほしい進路や生活習慣に関することまでお話をいただくことができました。
 大人にとっても、得るところの多かった講座です。先生方、ありがとうございました。

 もう一つ、今日は自転車点検も行いました。
 本校はどのクラスも自転車通学をする生徒が30名以上はいます。担任の先生によるステッカー、記名、二重鍵、ブレーキ、ライト、カッパの確認をし、不備については後日再確認を行います。
 ここのところ県内で無施錠自転車の盗難が多く発生していること、ブレーキやライト、カッパの不備は事故に直結すること等をふまえての点検です。
 手軽に扱えるぶん、メンテナンスがいい加減になりがちな自転車です。事故防止の第一歩は適切な管理から。高校生による自転車事故がしばしば話題になる昨今です。自覚をもってほしいと強く感じます。

卒業式【校長室だより】

 3月13日(水)春のあたたかな日ざしの中、第37回卒業証書授与式が行われました。

 卒業証書授与の呼名にあたっては、3年1組の諸君がすばらしいスタートをしてくれたおかげで、全員が笑顔で大きな声の返事を聞かせてくれました。

 以下、校長の式辞です。

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 本日ここに、ご来賓ならびに保護者のみなさまのご臨席のもと、埼玉県立所沢中央高等学校 第37回卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもちろん、わたくしたち教職員にとりましても、この上ない喜びであります。

 ただいま卒業証書を授与した318名の諸君。ご卒業おめでとう。諸君は、担任の先生をはじめとする多くの先生方の、厳しくも愛情あふるる指導によく応え、日々の授業や部活動、折節の学校行事を通じ、多くの喜びと苦しみとを分かち合ってきたことと思います。

 この、所沢中央高校での学びを誇りとし、3年の間に積み上げた経験を大きな自信として、今後の毎日を力強く歩んで行ってください。

 ドイツの文豪ゲーテ曰く、「世界はこれほど大きく、これほど豊かであり、人生はこれほど多彩な光景を提供しているので、詩の主題は決して足りなくなることは無いだろう」。

 この大きく豊かな世界、多彩な人生に、これから踏み出そうとする諸君に、私からふたつ、はなむけのことばを送ります

 ひとつは「まず、できる理由から探そう」ということばです。わたくしたちはしばしば、はじめに「できない理由」から探そうとします。新しいことに手を出して、結果、どんな不都合が起こるかをはじめに考え、今の安定が崩れることを心配します。

 「まず、できる理由から探そう」というのは、実行することで何が手に入るのか、まず第一に考えようということであります。チャンスはわたくしたちの前を、いつのまにか通り過ぎてしまいます。「できない理由」ばかりを探し、うしろむきになってしまった者には、捕まえることはもちろん、その姿を見ることさえできません。

 もうひとつは「日々新面目あるべし」ということばです。これは、新潟出身の歌人 會津八一 が教え子に送ったことばで、「日々新たな姿を見出す生き方をせよ」という意味があります。

 日々、新しい姿を見出すことは、決して容易なことではありません。ともするとわたくしたちは、これまで通りのやり方にこだわり、新たな姿よりも慣れ親しんだ姿を好みます。まだ知らない世界や人生は、誰にとっても不安で、近寄りがたいものではあります。しかしながら、それらをいたずらに恐れることなく、まだ知らない世界や人生との出会いを驚き楽しむことが、むしろ諸君にとって新たな姿を見出すよい機会になると信じます。
 この大きく豊かな世界と人生の多彩な光景は、諸君がどれほど多くの発見をしようとも、尽きることなく、新たな驚きを諸君に与え続けるはずです

 諸君は今日までの3年間、「挨拶」時間」「規律」を重んじた毎日を過ごしてきました。なかでも皆勤賞45名の諸君は、入学以来3年間、一日の欠席、遅刻、早退もなく、日々新たな気持ちで学校生活を過ごしてきたことと思います。この皆勤賞に象徴される、まっすぐに前を向いた誠実な姿をもって、318名の諸君が今後、社会に貢献していくことを心より期待いたします。

 ここで、保護者の皆様にあらためてお祝いを申しあげます。卒業が本人の努力の結果であることは言うまでもありませんが、それを支えたご家族の励ましあっての今日と受け止めております。このことに対し、祝意と敬意を表したく存じます。あわせて、これまで本校に対しさまざまなお力添えをいただきましたことに、心からの御礼を申しあげます。

 結びに、本日ご臨席賜りましたみなさまに、衷心より御礼を申しあげますとともに、今後とも本校の教育の推進にご支援、ご協力を賜りますようお願い申しあげ、式辞といたします。

明日は卒業式だから【校長室だより】

 明日は卒業式。体育館では予行にあわせて同窓会入会式と表彰が行われました。

 同窓会入会式では1期生である会長さんから、目標を持って頑張ろう、というお話がありました。1万人を越える本校の卒業生がみなさんに注目し、見守っているという言葉には40年の重みがあります。
 同窓会からは今年も、卒業証書を入れる筒を贈っていただきました。ありがとうございます。

 表彰式では「埼玉県教育委員会表彰」「埼玉県体育優秀生徒表彰」「皆勤賞」「精勤賞」「高体連バレーボール専門部西部支部優秀選手表彰」のみなさんに賞状を渡しました。

 私が素晴らしいと思うのは皆勤賞となったみなさんです。今年は例年より多い45名が該当ということでした。3年間、1日の欠席、遅刻、早退もなく登校することは、決して容易なことではありません。それを成し遂げたみなさんは、本当にすばらしい。この成果を、ぜひ次のステップでも活かしていってください。

 明日の卒業式が、すべてのみなさんにとって思い出深いものとなりますように。

準備いろいろ【校長室だより】

 入試発表も終わり、卒業式、新年度に向けての動きが始まりました。
 3月11日は来年度の証明写真の撮影です。
 いつも以上に身だしなみには気をつかいます。


 2時間目からは卒業式の準備です。
 1年生4クラスの協力で、椅子出しもスムーズに行われました。
 明日は予行です。

5年先、10年先の自分を豊かにするために【校長室だより】

 タイトルを見てなんだろうと思った方もいらっしゃるのでは。実はこれ、1年生のとある教室の黒板に書いてあったことばです。「5年先、10年先の自分を豊かにするために今の自分を生きよう」。いいことばだな、と思います。

 2月14日(木)の5・6限を使い、1学年進路ガイダンスが行われました。将来の職業を見据えた進路選択のために、それぞれの職業分野の体験を通して、「職業と進路」について考える機会とする、というのが目的です。

 そのせいでしょうか、分科会の中には「大学」や「短大」という講座がなく、すべて職業につながる内容でした。内容も、講義だけでなく、自分で手を動かして実際に体験するスタイルが目立ちました。

 2年後、大学や短大へ進むにせよ、その先には職業選択があります。今ある仕事でも、近い将来コンピューターにとって代わられるものがある、ということが話題になる今だからこそ、みなさんには「職業」を意識した進路選択をしてほしいと思います。

ダイアモンド✡ユカイさんをお招きして【校長室だより・再録】

 12月17日に一度紹介した内容ですが、サーバーの更新に伴い読めなくなってしまいましたので、再度掲載します。

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 12月17日(月)、埼玉県保健医療部健康長寿課による「妊娠・不妊に関する特別出前講座」として、助産師の櫻井裕子さん、そして「埼玉県こうのとり大使」のダイアモンド✡ユカイさんを講師にお迎えしました

 はじめに櫻井裕子さんから、妊娠のメカニズムや避妊、不妊についての基礎的なお話をいただきました。櫻井さんは県内のさまざまな場所で小中高生や大学生、保護者向けの性教育に取り組んでいて、AbemaTVでは「男子禁制!オトコの性教育」と題した番組にも出演していらっしゃいます。ネット上の話題から口コミに至るまで、世間にあふれる「性」に関する情報にはデタラメが多いというお話から始まり、正しい情報を知ることの大切さをさまざまなデータを使ってお話しくださいました。

 ダイアモンド✡ユカイさんは、「聞いてくれ!ボーイズ&ガールズ 知っていれば悔いはない!『不妊のこと』」と題し、ご自身の不妊治療体験に基づいたお話をいただきました。はじめに映画『トイ・ストーリー』日本語版の主題歌“君はともだち”を歌いながら入場してきたユカイさん。自分が男性不妊であることを知らされた時の驚きから始まり、奥様への思いやお子さんを授かった時の喜びを、約1時間にわたって聞かせてくださいました。不妊治療を経験することで、自分自身が両親からの「無償の愛」や思いやりの気持ちを持つことができた、というお話を生徒たちは聞き入っていました。最後にもう一曲、お子さんが生まれたときの思いを曲にしたという“ムクロジの木”をユカイさんに歌っていただき、本日の講座は幕となりました。

 櫻井裕子さん、ダイアモンド✡ユカイさん、そして県保健医療部健康長寿課のみなさん。今日はありがとうございました。



3年生を送る会【校長室だより】

 2月7日(木)の午後、3年生を送る会が本校体育館で開かれました。

 三送会実行委員長による開会宣言のあと、音楽選択者、吹奏楽部、演劇部、ダンス部による演技披露がありました。どの演技もお世話になった3年生に対する感謝の気持ちが感じられるものでした。

 続いてビデオレターと思い出映像のコーナーです。はじめに、入学当時からこれまでを振り返る映像が流れ、つづいて在校生、さらに転勤されたりご都合でお休みになっている先生方のメッセージが流れました。在校生のメッセージはどれもいいセンスを感じるものばかりでした。

 有志による出し物のあとはお待ちかね、3学年担任団の先生方です。安室奈美恵、ちびまるこ、ガリレオ博士から恋ダンス、最後はピンクレディーまで登場する演目に会場は大いに盛り上がりました。先生方、おつかれさまでした。本気になった時の大人の凄みを見せていただきました。

 最後は在校生が制作したステンドグラスの披露とくす玉。
 充実した時間でした。
 生徒会、実行委員のみなさん、ありがとうございました。


第3学期始業式講話【校長室だより】

 新年、あけましておめでとうございます。今年も所沢中央高校をよろしくお願いします。
 年末にサーバーの更新があり、12月半ば以降の記事が消えております。可能な範囲で復元していきます。引き続き校長室だよりをご覧ください。

 1月8日(火)の始業式、校長から次のお話をしました。

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 おはようございます。新しい一年、そして新しい学期の始まりです。今年も、元気に過ごしていきましょう。

 新たに迎えた平成31年、西暦で言えば2019年は、日本にとっても、所沢中央高校にとっても、大きな節目の一年です。
 5月には天皇陛下の退位に伴って「平成」という時代が終わり、元号が改まります。
 所沢中央高校は創立40年の区切りを迎え、50年に向けた新たな10年の始まりとなります。

 もしかするとみなさんの中には、だからどうしたの、という感想を持つ人がいるかもしれません。
 たしかに、元号が変わっても毎日の生活に特別大きな変化があるわけではありません。
 学校だって、記念式典のような行事はありますが、それ以外は例年と同じ毎日が続きます。
 それはそうなのですが、でもやっぱり、こうした「節目」の一年を共に過ごすことができるというのは、私にとっても、そしてここにいるみなさん一人ひとりにとっても、大きな意味のあることだと私は考えます。

 「節目」と聞いて私が思い浮かべるのは「竹」です。竹は伸びる時、節目と節目の間を大きく伸ばしていきます。節目の数はタケノコの頃から変わらずに、ちょうど、畳んだ提灯を拡げるような感じなのだそうです。

 私たちの人生にも「節目」と呼べるものがいくつかあります。入学や卒業、就職、結婚、親しい人との別れが、それです。それらの間、間を伸ばしていくことが、一人ひとりの成長そのものになります。

 自動車メーカーのホンダをつくった本田宗一郎は、こんな言葉を残しています。

  竹にはフシがある。
  そのフシがあるからこそ、竹は雪にも負けない強さを持つのだ。
  企業(会社)にもフシがある。
  儲かっているときはスムーズに伸びていくが、
  儲からない時がひとつのフシになる。
  このフシの時期が大切なのだ。
  私はフシのない企業は、
  どうも不安で見ていられないような気がする。

 本田宗一郎が言う「フシ」とは、「苦労」「困難」のことです。苦労や困難があるからこそ、企業、会社は強くなるのだ、ということです。
 ほかの木がぽっきりと折れてしまいそうな大雪であっても、竹はしなやかに跳ね返す強さを持ちます。それも「フシ」あればこそ、ということです。

 「禍福はあざなえる縄のごとし」ということばがあります。「悪いことと良いこととは、縄をより合わせたように入れかわり移り変わる」という意味です。うまいことを言うものだなあ、と思います。たしかに、悪いことばかりは続きませんが、良いことばかりも続きません。
 私は、だからこそ、「節目」を大事にしたいと思います。区切りをつけ、これまでを振り返り、これからに希望を持つためにも、「節目」というものが必要なのだと考えます。

 暖冬とは言っても、しばらく寒い毎日が続きます。みなさんも体調に十分注意し、新しい春に備えてください。

第2学期終業式講話【校長室だより】

 12月21日(金)の終業式では、次のお話をしました。

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 おはようございます。2学期の最後にあたり、私から2つ、お話をします。

 一つはあいさつについてです。
 私が去年まで教頭をしていた高校で校長を勤めていた方がお見えになったとき、「中央高校の生徒さんはとてもいいあいさつをするね」というお褒めの言葉をいただきました。私が褒められたわけではないのですが、校長としてとても誇らしい気持ちになりました。
 私自身、学校の中で、あるいは行き帰りの道すがら、みなさんから挨拶されるとたいへんいい気持ちになります。特に、自転車に乗った生徒から追い越しざまに声をかけられると、ああ、中央高校に来て本当によかったな、と思います。
 一方、生徒のみなさんからとったアンケートの中に、「あいさつをしても何もいわない先生がいる」というものがありました。しかも複数。これはいけません。翌日、先生方にはそのことを伝え、ぜひ改めてほしいと話しました。
 LINEやツイッターでなく、こうしたアンケートにしっかり書いてくれたことはとてもよいことだと思います。「誰が聞いても変だ」と思うことは、ネット上でつぶやくのではなく、やはり直接言ってもらったほうがこちらとしてもありがたいことです。

 もう一つは今朝の新聞を読んでいいな、と思った言葉です。
 日本時間で言うと昨日になるのでしょうか。サッカーのクラブワールドカップ準決勝で、鹿島アントラーズがスペインのレアル・マドリードと対戦しました。結果は、やはりというか、レアル・マドリードが3-1で勝ちました。試合の内容は、というと、スコア以上に力の差を感じるものだったそうで、アントラーズの昌子 源(しょうじ げん)選手は、「2年前に決勝で敗れたときよりも力の差を感じた」とコメントしています。
 私がいいなと思ったのは、同じくアントラーズの内田 篤人(うちだ あつと)選手のコメントです。
 「今日のレベルの相手に“もう追いつけない”と思うのか。自分もヨーロッパへ行ってやろうと思うのか。そこで選手の位置というか、プレーヤーのレベルは変わってくる。この経験を無駄にしてはいけない。」
 内田篤人選手はかつて、ドイツのブンデスリーガという非常に厳しい世界に飛び込み、さまざまな経験を積んできました。だからこその言葉だと思います。
 この経験で鹿島アントラーズはチームとして、また一回り大きくなるかもしれません。浦和レッズのファンとしては少し心配ですが。
 2学期、いろいろな部活動が大会やコンクールに出場し、最後は必ず悔しい思いをしたのではないかと思います。その時、相手は半端ないから、と言って終わるのか、この壁を乗り越えようと努力するのか、そこは大きな違いになると思います。
 私は、学習の面でも部活動の面でも、目指すのはできるだけ高いレベルであるべきだと思います。結果としては大部分の人が悔しい思いをするかもしれません。でも、大事なことはそこからどうするか、だと思います。

 これからますます寒さも厳しくなります。また3学期、お互い元気にあいさつを交わしましょう。よいお正月を。

ダンス部と所沢おおぞら特別支援学校との交流【校長室だより】

 12月12日(水)の午後、本校ダンス部のメンバーが県立所沢おおぞら特別支援学校からお招きをいただき、高等部のみなさんとの交流を楽しんできました。当日はダンス部による演技披露に始まり、体育館フロアを使っての合同ダンスレッスンまで、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。

 本校の元気を象徴するダンスをさまざまな場面でいつもみせてくれる部員のみなさん。そして、貴重な発表と交流の機会を与えてくださった所沢おおぞら特別支援学校のみなさん。心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。