校長室だより

入学式の実施につきまして(御報告) 6月1日掲載

                                  令和2年6月1日

 1学年保護者の皆様

            入学式につきまして(本日実施のご報告)

 本日6月1日(月)からの学校再開に伴いまして、延期されていました入学式を挙行いたしま

した。コロナウィルス感染リスク低減から、保護者の皆様の参加を見送らせていただき実施させ

ていただきましたが、このことについてのご理解・ご協力をいただきましたことにつきましても、

深く感謝を申し上げます。

 入学式につきましては、1名の欠席者もなく実施することができました。誠にありがとうござ

いました。以下に、校長式辞を掲載申し上げます。

 

                校 長 式 辞

 

 皆さんを今日まで育て、導いてくださった御家族の皆様へ、感謝の気持ちを持ちつつ、聞

いてくださるようお願いを申し上げます。

 

  ただいま、呼名を受けた318名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

ほぼ3か月ぶりの学校生活を本校でスタ-トさせる、今の気持ちはいかがでしょうか。

 

  おそらく、新型コロナウィルスの感染状況がどうなっていくのか、これからの日本の社会

や世界がどうなってしまうのか、学校での生活はどうなるのか、先行き不透明な状況に不安

を感じていることと思います。そのような皆さんに、校長としてまず1つ申し上げたいこと

があります。それは、常日頃から積極的に、主体的に生きていただきたい、ということです。

どのような場面においても、「積極的に行動する、主体的に行動する」ということは極めて

大切です。陽気で明るく見える人が積極的、静かで控えめに見える人は消極的、ということ

ではないのです。それぞれの人にそれぞれの仕方で、積極性、主体性の発揮の仕方はあります。

 当分の間は、新型コロナウィルス感染リスク低減に、積極的且つ主体的に取り組んでいた

だきたい、と思います。

 

 さて、今、日本の社会は大きく変化をしています。新入生の皆さんに関係することの1つ、

それは成年年齢の引き下げです。成年年齢引き下げで、現在の高校1年生の多くが、つまり

皆さんは、18歳で高校3年生で、成人となり私達大人の仲間となります。ただ年月を重ね

18歳になれば大人になれる、という訳ではありません。大人とは、心の中に「確かなもの」、

「しっかりとしたもの」を持っている人達なのです。ですから、そのために、そのような大

人達になれるように、所沢中央高校のル-ルに従いつつ、授業をはじめとする学習活動、部

活動、行事に熱中し、一生懸命に取り組み、「確かなもの」、「しっかりしたもの」を自ら掴

みに行っていただきたい、と思います。

 

  そして、今日から皆さんは、例えるとすると、所沢中央高校という大きな乗り物の中にい

るということになります。1学年という、クラスという大きな乗り物の中にいるということ

になります。その中で、仲間と切磋琢磨し、自分を大切にし、自分をつくり上げること、つ

まり自分づくりに熱中し、取り組んでいただきたい、と思います。それと同時に、本校校歌

の歌詞に「我ら皆、所沢中央高校の友」とありますように、「クラスの皆が友」「学年の皆が

友」「学校の皆が友」と感じられるような、いわば「大きな乗り物の中の皆が友」と感じら

れるような仲間づくりを、少しずつ進めていただければ、と思います。

 

  今呼名をしていただいた担任の先生、そして、学年主任の先生、副担任の先生、本校で働

く全教職員の方々への感謝を持ち、「すべては夢を持つことから始まる」という言葉があり

ます。まず、自分自身の夢を持っていただき、自らの目標を定める。目標とは英語ではゴ-

ルとなりますので、自分だけのゴ-ル・テ-プを切るための歩みを進めていたければ、と思

います。そして、自分らしいキャリア、キャリアとは日本語では、轍、足跡と訳されていま

すが、この自分らしいキャリア、自分だけの足跡を本校に残していただければ、と思います。

 

 本日は、御入学おめでとうございます。

 

           令和2年6月1日 埼玉県立所沢中央高等学校 校長 石川 恭樹