校長室だより

9月1日(水)始業式 校長挨拶

9月1日(水)始業式の校長講話を掲載します。

 

 生徒の皆さん、お早うございます。

 この夏、デルタ株の感染が、たいへん広がりました。従来にくらべ、1200倍の感染力 

とも言われているようです

 この夏休み、人との接触を制限される中で、良い思い出をつくるということは、なかなか 

できなかったのかも知れません。

 感染防止は この2学期も続くこととなりました。本校でも、今後の日程で、分散登校を

実施します。生徒の皆さんに、不自由をお掛けしますが、是非御協力ください。

 感染防止に2つ大切なことを申し上げます

 1つは、皆さん御自身が調子が悪い場合や家庭内に体調不良の方がいらっしゃる場合は、

生徒さんは、登校をしないよう、お願いを申し上げます。

 もう1つは、会話する場合は、必ずマスク着用をお願いします、ということです。

 夏休み、本校でも感染がありましたが、校内感染やクラスターということは発生していま

せん。発生させないためにも、今の2つを守っていただきたいと思います

 また、どなたが感染したのかということを、詮索せず、皆が明るい気持ちでいられるよう

協力をお願いします

 何か、不安のある生徒さんは、担任の先生やまわりの先生に相談をするようにしてください。

 コロナ関係では、学校としても、すぐ体温を測定できる器械を一箇所設置したり、

試しに、オンラインの授業を行うことを計画しています。これは、1学期に行った導通調査、 

皆さんが、家で、スマホで、本校からの通信をキャッチできるか、調査をしたことを覚えている

と思いますが、基づいて実施する予定です。

  また、部活は、限定的ですが、実施しますし、3年生の進路指導も実施してまいります。

  昨年度の中央高校新聞では、皆さんの先輩は、部活が制限される中、部活で共通の目標を持ち

個人練習を充実させたという一文を、多くの部が寄せてくれました。さすが、中央高生と思いま

した。生徒の皆さんの心が、少しでも明るくなれるよう努めてまいります

 

以上で 校長の話を終了いたします

 

吹奏楽部 第16回 定期演奏会に寄せて

 8月1日(日)所沢市中央公民館(コミュティセンター)にて、

本校吹奏楽部の第16回定期演奏会が開催されました。

 以下は、当日のパンフレットに掲載された校長挨拶です。

 

第16回 埼玉県立所沢中央高等学校 吹奏楽部 定期演奏会に寄せて

 

                                 埼玉県立所沢中央高等学校長 石川 恭樹

 

 コロナ禍の教育活動も2年目を迎えましたが、この度、第16回定期演奏会の開催に際しまして、本校の吹奏楽部の

部員の皆さん、顧問の方々にお祝いを申し上げます。

 また、ご多用の折、お越しいただきました御家族をはじめとする御来場の皆々様に深く感謝を申し上げます。

 目にすることはできないのですが、心に感動をもたらすのが音楽の不思議で、音楽は生きる勇気を与えてくれます。

音楽を魅力として感じ、本校吹奏楽部で着実に活動を続ける27名の部員の皆さんが、コロナ禍にあってもコツコツと

練習に励み、演奏の技量及びアンサンブルを高め、定期演奏会という伝統を継承することができましたことを嬉しく

思います。

 しかし、長引くコロナ禍の中で、聴かせていただく私達の感性は相当に萎縮しているようにも思います。本日は、

久しぶりに大きな会場で、皆さんの若く瑞々しい生の演奏に触れ、私達の感性の回復を図り、心を鼓舞してまいりたい

と思います。

 

 

 

 

令和3年度 第1学期終業式 御挨拶 【7月21日(水)掲載】

 令和3年度第1学期を終了いたしました。生徒の皆さん、御苦労さまでした。

保護者の皆様、地域の皆様、お世話いただき、ありがとうございました。以下

に校長講話の内容を掲載いたします。

 

                - 校長講話 -

 生徒の皆さん、お早うございます。今日で1学期が終了します。

 昨年度は、1学期の終了は7月31日、登校日の終了が8月7日、2学期開始が8月24日、

と非常に短い夏休みでした。

 今年度は、通常の日程で1学期が無事終了し、1年生2年生の遠足、3年生の宿泊行事も無事

終了、遠足・宿泊行事後のコロナ感染もないようです。皆さんの行動が良かったのでしょう。

良かったと思います。

 

 高校での授業、勉強、将来何の役に立つのですか。という質問があります。工業高校や商業高校

の授業、勉強は、確かにすぐに役立ちそうです。

 本校、つまり普通科の高校では、10年後、30年後、40年後の人生のあらゆる場面で、応用

の効く、または、就職した時、進学した時に応用の効く、その基礎となる科目を、勉強をして学力

をつけてもらっています。

 

 基礎科目を、しっかり勉強することで、卒業後、後から専門科目を勉強するようになっても、

工業高校、商業高校、看護高校で勉強した人達に、早い時期に追いつくことができる、とも言われ

ています。

 

 このような一生使える基礎的な知識、基礎的な学力を3年間に渡って授業でつけてもらっている

訳ですから、勉強は1学期だけ一生懸命やれば良い、ということにはならない訳です。

 

 授業では、ペアやグル-プで、調べることや意見を述べることに重きを置くようになって来ても

います。みんなで取り組む、調べる、意見を持つ、ということが人生では特に必要とされ、人生を

切り開くために絶対に必要だからです。

 

 ですから、このような姿勢・力を付けるために行っているのですから、授業は3学期の終わりまで

しっかり取り組みましょう。

 

 高校生活の中で、特にコロナ禍ということもあるので、夏休み中も不安を持って生活を送る生徒

さんも、いるのかも知れません。持っている不安について、周りの大人、担任の先生をはじめとする

先生方に相談をするようにしてください。

 

 7月20日(火)から、埼玉県のまん延防止等重点措置の対象区域に18区域が追加され、計20

区域になります。所沢市も含まれます。終了の期間は、8月22日(日)が予定されています。夏休み

中も、コロナ対策にしっかりと取り組むようにしてください。

 

 また2学期にお会いしましょう。以上で校長の話を終了します。

 

令和3年度 PTA広報誌 ⁻ くすのき ⁻ 御挨拶 【7月21日掲載】

 令和3年度、PTA広報誌-くすのき-第1号に掲載していただいた、校長挨拶を

掲載いたします。PTAの皆様、後援会の皆様、編集及び編集の御協力ありがとう

ございました。

 

              - 御挨拶(校長) -

 昨年度、生徒会行事“3年生を送る会”はコロナ禍で、在校生・教職員が動画を作成

し、2時間の大作を視聴してもらう、形式で行いました。

 校長も歌の動画で出演しました。“その曲”はスタンダ-ドで皆が知っていて安心しま

した。

 広く知られていることをスタンダ-ドとすると、本校のスタンダ-ドは何でしょう。

私には「挨拶 時間 規律」の取組に思えてなりません。この取組は、皆様の信頼を得てい

る不易と思えてなりません。

 モ-ド(流行)は何でしょう。コロナ禍のIT推進は1つです。今般体育祭では、来場を

御遠慮いただき、しかし実況を配信いたしました。

 今年度も、モ-ド(コロナの流行に伴う)に柔軟に対応しつつも、スタンダ-ド(不

易)が通底する教育活動を実施してまいります。

 PTAの皆様、後援会の皆様、今年度もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

令和3年度 野球部 父母会 御挨拶 【7月21日掲載】

 7月3日(土)本校視聴覚室にて、10:00より開催された、野球部父母会

に出席させていただきました。

 当日は、野球部マネージャ-の生徒の皆さんからの、素晴らしい折り鶴の披露

もありました。

 お招きいただき、ありがとうございました。以下に、校長の挨拶を掲載いたし

ます。

 

            - 御挨拶(校長) -

 

 本日は、本校野球部 父母会 にお招きいただき,たいへんありがとうございます。

昨年2学期のこの集まりの席で、野球のボ-ルは、人間の魂を思い起こさせること、

キャッチボ-ルは、魂のやり取りではないか、と申し上げました。

 そのような魂のやり取りで、部員の皆さんも心身共に成長されていることと思います。

 

 全国予選において、最近は私立高校の躍進がありますが、

過去においては、埼玉県立高校の思い出深い活躍としては、

 S50夏の甲子園ベスト4に進んだ埼玉県立高校がありました。その時のベスト8の

対戦では、現在プロ野球の監督をされている方がスタ-選手として所属していた神奈川

の私立高校に奇跡的に勝利しました。その私立高校の監督は、そのスタ-選手のお父さま

でもありました。

    

 勝利を振り返って本県の投手は、

「確かに迫力のある打線だったが、追加点を許したら、もうおしまいだと思って必死に投げ

 た」と言い、

 相手校のキャプテンは、

「負けるなんて思いもしなかった。しかも逆転されるなんて・・・。逆転を食ったのは今年

 に入って記憶がない」と放心状態で語ったとされています

 

 昨年の中央高校新聞では、

 本校野球部の皆さんは、各自課題を明確にし、その克服に、各自で目標を明確にし取り組

んでいる、ということと、それぞれの長所をさらに伸ばすよう取り組んでいる、と語ってい

ます。

 

 初戦は、私も学校としての急な用事が生じなければ、観戦させていただく予定です。

様々な期待があることとは思いますが、

 まずは、ここまで培った力を、自分たちのために、発揮していただければ、と思います。

保護者の皆様の御尽力に、たいへん感謝を申し上げます、と共に父母会の御発展をお喜び申

し上げます。

 

令和3年度 第42回 体育祭 【6月3日(木)掲載】

 令和3年第42回体育祭、当日は雨が降ることもなく、大きな怪我・深刻な熱中症もなく、

無事終了することができました。保護者の皆様には、コロナ対策のため入場をご遠慮いただ

きましたが、当日はご家庭の方へ体育祭ライブ配信を行いました。以下に開催の校長挨拶を

掲載いたします。

 

                                令和3年6月2日

 

               体育祭開催 校長挨拶

 

 昨年度は、コロナ禍の中、中央フェスタ体育の部として、体育的行事は実施されました。

行事の後、先輩の団長さんは、中央高新聞の中で、皆一様に 感謝の言葉を書き連ねていま

した。感謝の言葉とは、どのような時にでてくるのでしょうか。

 自分を高めたとき、高いレベルにある時に、自ずと、でてくのではないでしょうか。

 体育祭という名称は2年ぶりとなりますが、先輩達と同様、本校の体育祭を高めていただき

たく思います

 高めるとは、スコア・得点を高めるということもありますが、私としては、団として集まった

皆を思いやる、思いやりの心を高めていただきたいと思います

 そして、クラスの皆が友、団の皆が友、そして、本校校歌の歌詞にもありますように、

所沢中央高校の皆が友、ということが実感できるような体育祭にしていただければ、と思います。 

 

令和3年度 第42回 入学式 【4月27日掲載】

                   校 長 式 辞

 

 ただいま、呼名を受けた318名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。コロナ禍にあった

昨年、最後の中学校生活の新学期始まりは6月でした。新しい生活を4月から始めることができる、今

の気持ちはいかがでしょうか。

  おそらく、変異株を含め新型コロナウィルスの感染状況がどうなっていくのか、どのような高校生活

を送ることになるのか、先行き不透明な状況に不安を感じていることと思います。そのような皆さんに、

校長としてまず2つ申し上げたいことがあります。1つは、新型コロナウィルス感染拡大防止に努めて

まいります、ということです。その中で、何か不安があったら、先生方に申し出ていただきたい、という

ことです。2つ目は、常日頃から積極的に、主体的に生きていただきたい、ということです。どのような

場面においても、「積極的に行動する、主体的に行動する」ということは極めて大切です。陽気で明るく

見える人が積極的、静かで控えめに見える人は消極的、ということではないのです。それぞれの人にそれ

ぞれの仕方で、積極性、主体性の発揮の仕方はあります。

 今日から徐々に、皆さんが前を向いて高校生活を送れるよう、教育活動を進めてまいります。

  

 さて、今、日本の社会は大きく変化をしています。新入生の皆さんに関係することの1つ、それは成年

年齢の引き下げです。成年年齢引き下げで、皆さんは、18歳で高校3年生で、成人となり私達大人の仲間

となります。ただ年月を重ね18歳になれば大人になれる、という訳ではありません。大人とは、心の中に

「確かなもの」、「しっかりとしたもの」を持っている人達なのです。ですから、そのために、そのような

大人達になれるように、所沢中央高校のル-ルに従いつつ、授業をはじめとする学習活動、部活動、行事に

熱中し、一生懸命に取り組み、「確かなもの」、「しっかりしたもの」を自ら掴みに行っていただきたい、

と思います。

 

 そして、今日から皆さんは、例えるとすると、所沢中央高校という大きな乗り物の中にいるということに

なります。1学年という、クラスという大きな乗り物の中にいるということになります。その中で、仲間と

切磋琢磨し、自分を大切にし、自分をつくり上げること、つまり自分づくりに熱中し、取り組んでいただき

たい、と思います。それと同時に、本校校歌の歌詞に「我ら皆、所沢中央高校の友」とありますように、

「クラスの皆が友」「学年の皆が友」「学校の皆が友」と感じられるような、いわば「大きな乗り物の中の

皆が友」と感じられるような仲間づくりを、少しずつ進めていただければ、と思います。

 

 皆さんを今日まで育て、導いてくださった御家族の皆様、今呼名をしていただいた担任の先生、そして、

学年主任の先生、副担任の先生、本校で働く全教職員の方々への感謝を持ち、「すべては夢を持つことから

始まる」という言葉があります。まず、自分自身の夢を持っていただき、自らの目標を定める。目標とは

英語ではゴ-ルとなりますので、自分だけのゴ-ル・テ-プを切るための歩みを進めていたければ、と思

います。そして、自分らしいキャリア、キャリアとは日本語では、轍、足跡と訳されていますが、この自

分らしいキャリア、自分だけの足跡を本校に残していただければ、と思います。

 

 御家族の皆様、本日はお子様の御入学おめでとうございます。コロナ禍の中注意をしつつ、在学中に大

人の仲間入りをする、お子様の成長が促進するよう、教育活動を進めてまいります。ご支援をいただきた

くお願いを申し上げます。

 

                  令和3年4月8日 埼玉県立所沢中央高等学校長 石川 恭樹

 

令和2年度 所沢中央高校 - 1年間の思い出(写真) -

 

 

   - 6月1日 入学式 -    - 入学式会場のソーシャル・ディスタンス -

 

 - 各教室にパーテーションを設置 -      - 左側通行の実施 -

 

  - 毎朝教室に入る前に徹底 -      - 検温スペースも設置しました -

 

  - 短い夏休み 晩夏の巨大雲 -   - 文化祭に代わる行事 中央フェスタ実施(無観客実施)!

 

- 文化祭代替行事 無観客でも盛り上がりました! - 体育祭に代わる行事も実施 雨で体育館で! -        

 

  - 目の前の基地 冬の霧 -      - 春の予感 夕暮 遠くに富士 -

 

3月24日 第3学期終業式 【4月1日掲載】

                校 長 講 話

 

 生徒の皆さん、おはようございます。

 未曾有の年度が終わろうとしています。

 この令和2年度、2020年度は、今までに、経験したことのない、1年間となりました。

  

 今年度、学校の開始がいつからだったでしょうか。忘れることはないでしょう。そうです。

6月1日からです。最初の1週間は、個別の登校で面談。2週目3週目は、午前・午後に分

けての分散登校。6月22日から一斉授業。登校の終了が8月7日。8月24日から2学期

開始・・・。

 

 この間、3月12日に卒業式があり、卒業生代表として、元生徒会長 関根 凪 さんが

6月1日までの自宅待機が、非常に心細かった、と寄せていました。

 

 感染症対策を講じ、4月から心配された、新型コロナウィルスの校内での流行、といった

ことも、起こらずに済んでいます。

 

 また、この1年間で授業をした日数=授業日数も、1年生169日、2年生168日と

コロナ禍の中で最大限に実施することができました。

 

 生徒会行事も、中央祭や体育祭に代わる行事として、中央フェスタ文化の部・体育の部や

球技大会、三送会も実施することができました

 

 部活動についても、この3月11日に発行された所沢中央高新聞によれば、各部活から、

「各自で考えトレ-ニングをしている」「得意分野を極めるべくこの期間を有意義に過ごし

ている」「1つ1つのチャンスを大切にしていきたい。そして活動再開時には全員で頑張っ

ていく」という声が寄せられています。

 

 中央高生、一人ひとりが、心に持つ、前を向く姿勢 積極的な姿勢、を改めて感じる1年

間でした。

 

  しかし、先程もありましたように、自宅待機が非常に心細かった、ということに、この先

またならないとは限りません。

  心に不安をお持ちの生徒さんは、遠慮なく、先生方に相談をするようにしてください。

 

 本当に大変だったこの1年間、生徒の皆さん一人ひとりの活動を慰労したいと思います。 

ご苦労様でした。

  感染症対策をしっかり行い、この春休みを有意義に過ごしていただき、

 4月8日に、生徒の皆さん一人ひとりとお会いすることを楽しみにしたいと思います。

 

 以上で校長の話を終了します

 

卒業証書授与式の実施につきまして(御報告) 3月15日掲載

                                      令和3年3月12日

 保護者の皆様

            卒業証書授与式につきまして(実施の御報告)

 本日3月12日(金)第39回卒業証書授与式を挙行いたしました。コロナウィルス感染リスク低減から、

保護者の皆様の参加を見送らせていただき実施させていただきましたが、このことについての御理解・御協

力をいただきましたことにつきましても、深く感謝を申し上げます。以下に、校長式辞を掲載申し上げます。

 

                    式  辞

 

 通信基地の敷地の高い空からヒバリのさえずりが聞こえ、夕暮れ時には、夕日のオレンジと残照の青のコン

トラストに、富士山が美しく映える、春の楽しさを予感する季節となりました。

 

  ただいま担任の先生より呼名を受けた314名の皆さん、御卒業おめでとうございます。3年間の高校生活

を終えようとし巣立つ今、皆さん一人ひとりの気持ちはいかがでしょうか。ただぼんやりと過ごすだけでは、

卒業は実現しません。学業に励み邁進し、卒業の切符を、卒業証書を手にすることができたのです。

  

 学業を主としつつ、ある生徒さんは部活動に邁進し、ある生徒さんは生徒会活動に意欲的に取り組み、ある

生徒さんはボランティア活動の場所を見つけ情熱を傾け、ある生徒さんは社会を知りたいという意図から病院

等の実習で貴重な経験を得た、と聞いています。学校の内、外の活動で皆さは大きく成長したことでしょう。

 

 最終学年の今年度、未曾有のコロナ禍の中、先が見通せない中、先に延びる臨時休業の後、6月1日一斉登校、

個別・分散登校、7月31日終了の1学期、短い夏休み、8月24日2学期開始と、予定が変更する中で、4月

からの自らの行き先・進路を決定することができたのです。

 

 学校全体としてはどうでしょうか。ウィズコロナという状況で、生徒会の皆さん、3年生の皆さんが中心となり、

中央祭・体育祭に代わる行事として、中央フェスタ文化の部・体育の部として実施し、成功させることができたの

です。規模を縮小したとは言え、体を鍛え、長距離走大会で走り抜くことができたのです。

 

 後の所沢中央高生は、今年の卒業アルバムに、マスク姿の皆さんが、伝統を止めることなく、逆に、新しい行事

を創造し、実施した、その姿を見て、感動や共感を覚えることでしょう。また、私からも、そのような、皆さんの

前を向いた姿勢に、深く感謝を申し上げたい、と思います。

  

 卒業後も、在校時と同じく、積極的に、主体的に行動するようにしてください。そのようにする時、こころの中

に“しっかりしたもの”“確かなもの”が生まれます。皆さんがやがてなる大人達とは、こころの中に“しっかりしたの”

“確かなもの”を数多く持っている人達のことです。

  

 卒業生の皆さんに、3つお願いを申し上げます。

 1つは、御家族の皆様、友達、担任の先生、先生方への感謝をお願いしたい、ということです。

 2つ目は、外向きの生き方をしていただきたい、ということです。外国へ行けば、外向きの生き方ができる、

ということではありません。家庭に居ても、外向きの生き方はできるのです。

 3つ、これは皆さんにお伝えしたいことになるのですが、人生に勝ち組、負け組といったものは、ないという

ことです。ですから、その時々にベストを尽くし、御自身が掴んだ人生をどうどうと歩んでいただきたい、と思

うのです。

 

 最後に、卒業生の皆さんに、これから歩む長い人生の時々に、力を与えてくれる、思い出していただきたい、

ことを申し上げます。それは、詩人の 吉野 弘 様が本校校歌の歌詞に寄せた次の一節からです。

 

 “われら皆 われら皆 所沢中央高校の友”

 

 皆さん、卒業おめでとうございます。

 

                                     令和3年3月12日 埼玉県立所沢中央高等学校長 石川 恭樹